最終章

皆様こんばんは 以前のつづきになります

押し入れの奥から古びた運動着を出しワタクシはジムへと向かった

扉の中は皆一様に肉体美を多いにさらけだし
最新ウエアを着用し重りを操り大きな声を荒げていた、、、

明らかに方向違いの3本線ジャージは独りぶるぶる肉厚に浮いていたのです

2組ペアで見知らぬ方と同時にトレーニングを受けるシステムであり
まずは体重測定から始まった、、(この拷問公開測定にワタクシは苦しめられる)

おつぎにダンベル運動に移る、、
がっちり安定型下半身のワタクシであったが、、、
非常に重いダンベルを肩で担ぎ、下半身が簡単に貧弱な生イカのように震え出す
腰の高さ両腕で逆けんすいのような事もしたが身体が重くびくともしない
トレーナーの方、ペアを組んでいる方も苦笑いする
ひととおり器具の説明とやり方を教わるがまったくついてゆけぬ無様なワタクシ、、、

早々に頭からよぎる後悔を紛らわせ、、はじめは誰でも こんなもの! 
と強く言い聞かせた

日を増すごとに難易度が高くなるトレーニングと食事
ちくわ、ツナ、こんにゃく、ささみ・・
数日が過ぎた頃であった・・・
朝、目覚めると顔と身体がひどく腫れ上がっている、うっすらと窓に映る姿からは
「ごっつぁんです、ちゃんこ! もう一杯!」とせがむワタクシがいた
布団から起きようとも激痛により立つ事さえ困難である

一歩踏み出すごとに激痛がはしる
ワタクシの住処はエレベーターが無い古びた建物

そしてココは最上階の4階である

どないしてこの4階から降りたらよろしいだろうか??

小学校時のお得意、手すりに股がりスル〜っと器用に降りてしまおうか、、、

いや、この肉付きと年齢では摩擦により途中手すりから滑り落ちて完全なる自殺行為

「スポーツジムを苦に妙齢オンナが手すりから身投げ」

このような題材でマスコミを賑わせてしまっても仕方があるまい

この案は却下とし、非常に悔しいが安静にその日は休みをとってしまった、、

日に日に病みヤツレゆくココロと身体
食事制限のせいなのか、、道行く人間が大好物の「たけのこの里」に見える幻覚症状
夢にまで見る「ちくわの大群」

このままでは今よりも危ない人間になりかねぬ、、、

数日悩み過ごした、、
「こんな、だらしのない人間だったか?オマエさんは強い子!」
絶望の淵においこまれていた、、
周りの方々からも「最近更におかしいけど大丈夫か?」と心配されていたに違いない

翌日ワタクシはトレーニングチケットを数枚残し退会届をだした

今更だが、ワタクシは運動不適合者であり怠惰な人間であった・・

いったいワタクシはこの2ヶ月何を目的、いや目標にし入会してしまったのだろう?

自問自答、自業自得なお気の毒様を繰り返し
満身創痍で支部長の戦いの日々は続くでありましょう

皆様、長い間おつきあいいただきありがとうございました

支部長
[PR]
by chata2007 | 2012-04-17 21:05


<< あとがき ご無沙汰しておりました >>